勉強会の開催

僕のお母さんは「勉強しなさい!」とよく言うけれど、僕は自分勝手にサボってしまうことがよくあるんだ。僕のお母さんは「サッカーしなさい!」とは言わないけれど、僕は自分の判断で絶対にサボらず練習に行っている。不思議だなぁ~。きっとサッカーも好きだけれど、チームの仲間が好きなんだと思う。練習後にコーチとそんな話しをしていたら、「じゃ皆んなで勉強しようぜ!」と決まり、ムサシコーチとリクマコーチを講師とした日立SC塾が9月からスタートした。現在2、3年生を対象に多い時は約20名の選手が集まり、英、数、国の3教科を中心に真剣に取り組んでいるんだ。また、幅広い話しから一般常識も楽しく学んでいる。

ボランティア活動実施

 日立JYSCでは1年生、2年生及び保護者を対象にボランティア活動への参加を呼び掛けたところ、52名の方々にご賛同を頂き実施することが出来た。今回の活動は、先の台風19号の影響により常陸太田市方面でも久慈川の氾濫等、多大なる被害が出ているとお聞きし、我々日立SCとしても何か出来ることがあるのでは?とのスタッフ提案から2日前に急きょ計画し実現したもの。当日は常陸太田市役所金砂郷支所に集合。送迎車で現地に向かい、夫々に与えられた家屋の清掃及び片付け作業等に集中して取り組み、全員が役割りを全うした。
 私たちには、限られた少しの事しか出来ませんでしたが、被災された方々の立場になって考え、真剣にお手伝いすることは出来たかと思います。とても貴重な経験をさせて頂きました。みんな一生懸命に行動してくれましたが、サッカーや人生においても相手の立場になって考える、行動するということは大切なことです。例えば、パスの出し手は受け手の気持ちを考える。自分が受け手ならこういうパスが欲しいと思ったことを実行すれば、もっと思いやりのあるパスが出せるようになるか。家庭でも、学校でも、相手の立場を考えて行動の出来る人になりたいですね!

スタッフから一言

 日立ジュニアユースSCでは、サッカーへの取り組みは勿論、選手たちが一人の人間として成長することに軸足をおいて、具体的には次のような活動を展開しています。
 コーチ陣は全員が地元日立の会社員と学校の先生で構成されていますが、元Jリーガーや元国体選手のコーチも 在籍しており、苦しさと楽しさが共存した熱い熱いトレーニングが日々行なわれています。大好きなサッカーに本気で取り組みたい、そんな情熱を持った選手を心よりお待ちしています。